【橋岡克仁】経営者になって感じたサッカーと人材育成の共通点
サッカーも人材育成もすべては率先垂範!やれという前に自分がやって見せる
Werner HeiberによるPixabayからの画像
こんにちは。
橋岡克仁(かつひと)と申します。
僕は現在、人材育成事業、小売店事業、イベント事業を中心に経営をおこなっています。
このブログでは、日々感じたことを自分自身振り返るために書き残していきます。
少なからず皆さんのお役に立てる情報もあるかと思うので、ブログという形で公開することにしました。
早速ですが、今回は経営をおこなう中で感じた「サッカーと人材育成の共通点」についてです。
学生時代にサッカーから得た大切な学び
僕はサッカーが大好きだった父親と、サッカーをやっていた兄の影響で、3歳からサッカーボールに触れはじめ、小学生のころから本気でプロサッカー選手を目指して練習してきました。
その結果、全国大会に出場したり、海外遠征でヨーロッパの高校と試合をする経験など、貴重な経験をさせてきてもらったと感じています。
サッカーを通じて、
「結果がすべてであること」
「大きな結果を作るには地味なことを繰り返し行うこと」
「指導をしてもらう対象は絞ること」
「ピンチの時ほど前向きに捉えるメンタリティ」
など、多くのことを学んできました。
その中でも印象深い経験が、「後輩を育て、チームとして強くなる」ことです。
サッカーでの後輩育成の経験が仕事で開花
僕は社会人になり1年間は商社で働いていましたが、2年目から自分で会社をおこすために時間を使いました。
先にあげたサッカーからの経験すべてが起業するうえで大切なヒントになっています。
僕には経営のメンターがいますが、そのメンターから、
「会社経営をおこなううえで最も大切なことはチーム力であり、チームとして結果を作れるようになれ」
と言ってもらいました。
その時に生きた経験が「サッカー部の後輩育成」であり、それがいまの事業の軸のひとつである「人材育成事業」に繋がっています。
人材育成のポイントを分かりやすく示している山本五十六さんの格言
サッカーと事業で人材育成をおこなううえで大切にしてきたことは、山本五十六さんの格言に詰まっているのでご紹介します。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ
この格言でも書いてある通り、一番最初は「やって見せる」なのです。
僕の経験上、サッカーはじめ商社の営業の仕事や、事業でも、チームを上手く機能させることができないときは、「やって見せる」より先に「言って聞かせる」ことをやってしまっています。
この格言通りに人材育成を行うことが大事だと思うのですが、よくあるのが「できない姿を見て、たまらず口を出してしまう(もしくはやってあげてしまう)」ことです。
ここでも山本五十六さんの格言が的確にしてくれます。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
つまり、信頼することがとても大切になってきます。
これは言葉でいうのは簡単ですが、実践するのは本当に心の鍛錬が必要です。
相手を信じる=その人を選んだ自分を信じる
僕も全員にいつでもこの対応ができているわけではありませんが、いつでも相手を信じ、そしてその相手を選んだ自分も信じようと努力しています。
だからこそ、チームで成果を作ったときの喜びは、絶対にひとりでは味わうことができないほど大きくなります。
この記事が皆さんの仕事やプライベートの人間関係のお役に立てればと思います。
橋岡克仁